概要summary
アプリケーションのWeb広告もすっかり社会に定着してきました。 その中で実質禁止されている広告手法が存在します。 それは「ブースト広告」です。 リワード広告やアフィリエイトと混同されがちですが、その2つは健全な広告手法なので、気を張る必要はありません。 しかし、ブースト広告だけはかなり危険なもので、一度やってしまうとアプリケーションの広告自体ができなくなってしまう可能性も出てきます。 今回はブースト広告の基本と何故実質禁止なのかを、リワード広告、アフィリエイトとの違いも整理していただきながら、解説していきます。目次index
デジマくんえ!?ブーストってそんなにネガティブなイメージじゃなかったけど、危険なんだ...!
デジマちゃんどんな行為がブースト広告なのかを理解しないと知らずにやってしまうからこの記事で理解しよう!
ブースト広告の基本
まずは、ブースト広告の基本から抑えていきましょう。
つまり、ブースト広告はアプリケーションダウンロードを促す広告を短期間で大量に配信します。
そして、アプリケーションランキング(App Store等)を意図的に上位にさせるのが目的です。
ストアにおける、アプリケーションの評価は、ダウンロード数も含まれております。
ですので、ブースト広告を使えば、認知度の低いアプリケーションでもあっというまに検索上位に出てくるという仕組みとなります。
リワード広告は「広告のリンク先でアプリケーションをダウンロードしたり、動画を最後まで視聴した場合などの条件を満たした時、
ユーザーに対して報酬が付与される広告」であるだけで、リワード広告はをわざわざブーストさせなければ問題はありません。
ブースト広告はリワード広告のような「直接的なユーザーへのインセンティブ」があるか、ないかに関わらず、短期間で大量配信させる手法も含まれています。
なぜ、リワード広告がブースト広告に捉えられてしまうのかを説明すると、
リワード広告をブーストさせて大量ダウンロードを促した事例がありました。
それが「ポイントサイト」です。
これはユーザーに金銭を与えることでダウンロード数を水増しする行為が流行りました。
たとえユーザーはアプリ自体に興味がなくても、対価として報酬がもらえるので広告を利用します。
これはリワード広告をブーストさせた事例に当てはまるので、
「リワード広告=ブースト広告」と同義語である勘違いを生み出してしまったのでしょう。
決定的な違いを説明すると、以下になります。
ブースト広告とは?
ブーストの意味は日本語で「押し上げる」です。つまり、ブースト広告はアプリケーションダウンロードを促す広告を短期間で大量に配信します。
そして、アプリケーションランキング(App Store等)を意図的に上位にさせるのが目的です。
ストアにおける、アプリケーションの評価は、ダウンロード数も含まれております。
ですので、ブースト広告を使えば、認知度の低いアプリケーションでもあっというまに検索上位に出てくるという仕組みとなります。
リワード広告との違い
ここでよく比較されるリワード広告との違いを説明します。リワード広告は「広告のリンク先でアプリケーションをダウンロードしたり、動画を最後まで視聴した場合などの条件を満たした時、
ユーザーに対して報酬が付与される広告」であるだけで、リワード広告はをわざわざブーストさせなければ問題はありません。
ブースト広告はリワード広告のような「直接的なユーザーへのインセンティブ」があるか、ないかに関わらず、短期間で大量配信させる手法も含まれています。
リワード広告=ブースト広告?
中には「リワード広告=ブースト広告」と捉えられてしまうことがあります。なぜ、リワード広告がブースト広告に捉えられてしまうのかを説明すると、
リワード広告をブーストさせて大量ダウンロードを促した事例がありました。
それが「ポイントサイト」です。
これはユーザーに金銭を与えることでダウンロード数を水増しする行為が流行りました。
たとえユーザーはアプリ自体に興味がなくても、対価として報酬がもらえるので広告を利用します。
これはリワード広告をブーストさせた事例に当てはまるので、
「リワード広告=ブースト広告」と同義語である勘違いを生み出してしまったのでしょう。
決定的な違いを説明すると、以下になります。
- ユーザーに報酬を還元するのがリワード広告
- 短期間で大量配信するのがブースト広告
デジマくんリワード広告を悪用した例がブースト広告なんだね...納得...
デジマちゃんランキングを意図的に操作するのはタチが悪いかも...
ブースト広告が実質禁止の理由
なぜ、ブースト広告が実質禁止であるのか、理由を説明します。
・被リンクを購入し、自社Webサイトにつながる外部リンクを大量に増やす。
・自動生成したブログ記事等を大量に量産する。
・コピーばかりである質の悪いコンテンツ
これはブースト広告にも当てはまる短期間で大量配信をし、
アプリケーションランキングを不正に上位にさせることにも該当します。
ブースト広告もアプリケーション販売元である「App Store」「Google Play」でもポリシー違反として規制されています。
App Storeの場合、不正にランキング操作したことがApple側に発覚した場合、
最悪アプリケーションをiOSにインストールしてもらう一連の流れがすべて停止されてしまう可能性も高まります。
Google Playの場合も、アプリケーションがストアから削除されてしまいます。
せっかく苦労して開発したアプリケーションもブースト広告を行ってしまうことによりペナルティを受けて販売できなくなるのは非常にもったいないことです。
ブースト広告はブラックハットSEOに似ている
ブースト広告は「ブラックハットSEO」に似ております。 ブラックハットSEOは不正な行為による検索エンジン最適化対策ですが、以下の特徴があるからです。・被リンクを購入し、自社Webサイトにつながる外部リンクを大量に増やす。
・自動生成したブログ記事等を大量に量産する。
・コピーばかりである質の悪いコンテンツ
これはブースト広告にも当てはまる短期間で大量配信をし、
アプリケーションランキングを不正に上位にさせることにも該当します。
AppleやGoogleからも規制対象
ブラックハットSEOが検索エンジンで規制されているように、ブースト広告もアプリケーション販売元である「App Store」「Google Play」でもポリシー違反として規制されています。
App Storeの場合、不正にランキング操作したことがApple側に発覚した場合、
最悪アプリケーションをiOSにインストールしてもらう一連の流れがすべて停止されてしまう可能性も高まります。
Google Playの場合も、アプリケーションがストアから削除されてしまいます。
せっかく苦労して開発したアプリケーションもブースト広告を行ってしまうことによりペナルティを受けて販売できなくなるのは非常にもったいないことです。
デジマくんブースト広告がここまで重い罪に認定されてしまうんだ..
デジマちゃんよく整理すれば、ブラックハットSEOに似ているからなるべく健全に販売した方が良さそうだね...
まとめ
ブースト広告は短期間で大量配信をリワード広告等を用いて行い、不正にアプリケーションランキングを操作する危険な広告手法です。
「App Store」や「Google Play」ではポリシー違反として、ペナルティを受けてしまう可能性があります。
間違ってもやってしまわないようにどの行為がブースト広告に当たるのかを整理しましょう。
「App Store」や「Google Play」ではポリシー違反として、ペナルティを受けてしまう可能性があります。
間違ってもやってしまわないようにどの行為がブースト広告に当たるのかを整理しましょう。