インバナー広告を徹底解説!動画での効果的なアプローチ方法

概要summary

バナー広告は数多く存在しますが、「インバナー広告」はご存じでしょうか? 「どっかで目にしたことがあるわ...」 「バナーが広告の中に入っているの?」 「SNSやGoogleに出す広告の一つでしょ」 初めて聞く方はこのような見解なのかもしれませんね。 言葉だけでは全く想像できないインバナー広告ですが、マーケティングの世界に入ると必ずと言って良いほど、頻出し、効果も大きい出稿方法です。 今回はインバナー広告の意味、メリットやデメリット、運用ポイントを中心に解説をしていきます。

デジマくんインバナー...?意味をすぐに答えてと言われても全く想像がつかないや..泣

デジマちゃんその気持ち分かるよ...!知っておいて損はないからまずは意味から理解していこう!

インバナー広告とは

インバナー広告を簡単に説明すると、「広告掲載枠に配信される動画広告」です。 似たような単語で「インストリーム広告」と「インリード広告」がありますが、まずはインバナー広告がどういうものかと、それぞれの違いを抑えていきましょう。

インバナー広告の意味

インバナー広告は動画広告であると冒頭で説明しましたが、通常のディスプレイの広告枠(GDNなど)に配信される動画形式の広告です。 たまに検索したブログや情報サイトにある広告で”動画が再生されている”バナーを見たことがあるのではないでしょうか? まさに動画配信メディアを見ないユーザーでも、動画広告を見ることができるのがインバナー広告を意味しております。

インリード広告とインストリーム広告の違い

動画広告には他2種類あり、インリード広告、インストリーム広告がありますが、それぞれの違いをまとめると以下です。
用語名 特徴
インバナー広告 通常のディスプレイの広告枠(GDNなど)に配信される動画形式の広告
インリード広告 コンテンツとコンテンツの間に表示される動画形式の広告
インストリーム広告 メディアをスクロールした際に、当該動画広告が表示される動画形式の広告
表を見てみると、動画形式の広告という共通点があるものの、それぞれ再生方法に違いがあります。 通常のディスプレイ広告に動画が再生されるインバナー広告、コンテンツとコンテンツの間で動画広告が表示されるインリード広告、スクロールした際に動画広告が再生されるインストリーム広告。 それぞれが再生方法に違いがあるとご理解を頂ければ、整理がつきやすくなるのではないでしょうか?

デジマくん確かに動画が入っている広告を見たことがあるな!あれがインバナー広告なのね!

デジマちゃんそうだよ!テキストや画像だけの広告ばかりではないってこと!

インバナー広告のメリット・デメリット

ディスプレイに動画を載せるインバナー広告にもメリットとデメリットが存在します。

インバナー広告のメリット

前述で説明した通り、最大のメリットは動画配信メディアをあまり見ない層にも動画で直感的にアプローチができることです。 動画にはテキスト、画像と比べて、約5,000倍の情報量があるとされ、ユーザーに対する訴求率が高くなります。

インバナー広告のデメリット

インバナー広告はコストが高騰しやすいです。 特にCPM(表示回数1,000回あたりの費用)が高騰しやすく、静止画の広告と比較して数倍~数十倍になると言われております。

デジマくんYouTubeを見ていない人もたまにいるけどそういう人たちに動画で効果的に訴求できるのか!

デジマちゃんそれが魅力だね!なるべくコストを抑えるように次で運用ポイントを解説します!

インバナー広告の効果的な運用ポイント

コストが高騰しやすいインバナー広告をどのように運用していけば良いのか。 効果的な運用ポイントを解説します。

CTR(クリック率)を上げる

まず、CTR(クリック率)を上げるかの対策をすることです。 この場合、ユーザーがどこをクリックすれば良いのか分かりやすく訴求する必要があります。 例えば、ただ単に動画が再生されているだけでは分かりにくいので、動画+バナーも入れてクリックを誘導させるか、動画の最後に「お問い合わせ」を促すテロップを入れる等、CTRをアップさせる施策を考えましょう。

「カメレオン動画」の活用

「カメレオン動画」とは「配信先のWebサイトに最適化したデザインを自動的に導入する仕組み」を意味します。 デザインに合った訴求動画が作れれば、違和感がありませんので、前述のCTR改善に役立つかもしれませんね。

PDCAを回す

インバナー広告における”PDCA”とは「動画広告が配信するWebサイトに適しているか」を常に分析し続けることです。 そこで、配信レポート等を確認し、どのWebサイトで一番再生されているかを洗い出す必要もあります。 確度が低いメディアを断捨離して、高いメディアに絞り込めば、コスト削減に繋がります。

デジマくんカメレオン動画!?そんな仕組みあるんだ...!

デジマちゃんデメリットを解消する有効な策だよね!

まとめ

インバナー広告は動画配信メディア以外のWebサイトで動画を活用することができる広告手法ということがご理解いただけたかと思います。 コストが高くなりがちですが、5,000倍の情報量を出す動画はYouTubeやTiktokを見ないユーザー層に対して、効果的にアプローチができます。 今回の記事をご参考にして頂き、ぜひ導入の検討をされてみてはいかがでしょうか?