概要summary
Webマーケティングに携わっていると「CVR」という言葉を耳にすることは多いのではないでしょうか。 よく会社で「CVRが低いから改善策を出そう」などの声が聞かれますが ・そもそもCVRってなんのこと? ・CVRを改善するための方法って何があるの? ・なぜCVRを上げなければならないの? 上記を正しく理解して説明できる人は、Web業界初心者だと多くありません。 今回の記事では、自社サイトを成功させるために不可欠なCVRの基礎と改善方法について詳しく解説していきます!デジマくんCVRってなんだろう?会社で先輩がよく使っているんだけど、いまいち理解できていないんだよね…
デジマちゃんCVRは、ホームページなどから売上を上げるためのアクションプランを立案する時に役立つ重要な指標になるんだ!
ビューアビリティとは
ビューアビリティとは、広告が掲載された回数のうち実際にユーザーがクリックをした回数の比率を指した言葉です。
従来型の広告は、コンテンツがロードされたタイミングでコストが発生するため、実際に広告が見られていたかを把握するためのビューアビリティは重要な指標となります。
ビューアビリティの重要性
配信されている広告が、実際にユーザーから視認できたかどうかを判断するのは、ネット広告の大きな課題です。
例として、ユーザーが広告を閲覧しなかったとしても、サイト下部に広告を出稿していた場合広告表示の回数は一回とカウントされてしまい、コストを支払う形となります。
そうなると、広告主がコストをかけて広告を出稿したとしても、有効的に活用できないということになります。
デジマくんビューアビリティを計算するにはどうすればよいのかな?
デジマちゃんビューアビリティの計算方法は視認可能な表示回数/総表示回数で求められるよ!次の
ビューアビリティの計算方法
ビューアビリティの計算方法は視認可能な広告表示回数/総表示回数の数式で求められます。
視認可能な広告表示回数は媒体の管理画面で表示できるケースが多いですが、媒体ごとに計測方法が異なるため、一括で計測したい場合はOracle MOATなどの計測ツールを利用して視認可能な視聴回数を計測する事をおすすめします。
一括計測ツールを導入する事で、計測することにムラなく広告がターゲットに届いているかを確認できます。
ビューアビリティと並んで確認するべき「アドフラウド」と「ブランドセーフティ」
昨今のビューアビリティと並んで確認するべき課題として「アドブラウド」と「ブランドセーフティ」が広告運用する上で重要な課題として挙げられています。
【アドブラウド】
アドブラウドとは通称「広告詐欺」を指しています。アドブラウドの一例として広告表示を意図的に増やしたり、不正なアプリやプログラムによる広告表示・クリックが挙げられます。
ビューアビリティが低い場合や、想定していた値よりも高く出た場合は、アドブラウドの可能性があるので、配信先に不正なアクセスがないかを確認しましょう。
ブランドセーフティは、広告出稿による企業・ブランドイメージの低下・リスクへの対応を指す言葉です。
好ましくない傾向のあるウェブページに広告が掲載される事であり、ブランドイメージの低下につながることがあります。
ブランドセーフティを堅守するためには、表示場所が全て把握しずらいですが、広告出稿が意図した内容・場所されるようにすることが重要です。アドベリフィケーションツールを使って質が担保されたサイトに広告を掲載することもブランドセーフティを固められます。
まとめ
ビューアビリティは「閲覧可能な広告が表示された回数」のことを指しています。
ビューアビリティを計測することで、不正な広告閲覧だったり広告にターゲットが届いているかを確認する事ができます。
また、ビューアビリティと並んで「アドブラウド」や「ブランドセーフティ」を確認する事が大切です。