アフィリエイトとは?基本と収益化のポイントを解説!

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「副業でアフィリエイトを始めたい!」 「アフィリエイトで収益を上げたい!」 「アフィリエイトで自社商品を売ってもらいたい!」 2019年が副業元年と言われて以来、元々IT業界に携わっている方以外でも「アフィリエイト」という言葉を聞いたり、調べている方も多いのではないでしょうか? ですが、初心者にとって、調べれば調べるほど、よく分からない横文字や英単語が出てくるので、稼ぐどころか勉強するのも一苦労かと思います。 簡単そうに見えて、奥が深いアフィリエイト。 今回はなるべく基本をしっかり解説しながら、効果を出す運用ポイントまで解説します。

デジマくんアフィリエイトは何度も聞いたことあるけど、説明しろと言われるとできないな...

デジマちゃんだからこそ、基本だけでも理解する必要があるよね!

アフィリエイトの基本

まず、アフィリエイトの基本から解説します。
定義、基本構成、もたらす利益、始め方を抑えておきましょう。
この部分を抑えておくだけでも、全体像が理解しやすいです。

アフィリエイトの定義

アフィリエイトの定義を引用すると以下です。
Webサイトやメールマガジンが企業サイトへリンクを張り、閲覧者がそのリンクを経由して当該企業のサイトで会員登録したり商品を購入したりすると、リンク元サイトの媒体運営者に報酬が支払われるという成功報酬型の広告手法
出典:IT用語辞典
噛み砕くと、自社商品を持っている企業がWebサイトやメールマガジンの媒体運営者に商品購入ページのリンクを貼ってもらい、購入されれば、お金を払うといういわゆる「仲介業」みたいなことをインターネットでやるイメージですね。

アフィリエイトの基本構成

アフィリエイトビジネスには4人の登場人物がいます。
それを図に表すとこのようになります。

まず、アフィリエイターというのは、Webサイトを所有している人で、媒体上で商品を宣伝したり、収入を得る側です。
広告主というのは依頼者で、自社商品を持っており、注文が入れば、ユーザーに商品を発送したり、ASP側にお金を払う立場になります。
ASPというのはアフィリエイトサービスを運営しており、広告主から依頼されたさまざまな案件を管理しております、基本的にアフィリエイターはASPサービスに登録することで、案件を獲得する形になります。
最後にユーザーですが、これは私たち「消費者」です。
よくブログ記事から商品やサービスの説明を見て、魅力的に思ったら購入するでしょう。
その背景には4人の登場人物がそれぞれ役割を担っているイメージです。

アフィリエイトがもたらす利益

アフィリエイトはアフィリエイター(媒体管理者)、広告主(企業側)の双方にメリットをもたらします。
広告主にとっては、自社とは異なるチャネルで商品を宣伝してもらうことができ、このプログラムを通じて、今までには想定していなかった潜在層の獲得が期待できます。
成果報酬型のアフィリエイトであれば、無駄な販売コストを発生させることもありません。
アフィリエイターにとっても、プログラムを参加することにより、所有しているWebサイトやメールマガジンを収益化することが可能です。
このように双方に利益を生み出すことができるため、未だ多くの企業やアフィリエイターがプログラムに参加し続けております。

アフィリエイトの始め方

アフィリエイトを始め方は一部異なるものもありますが、基本的に以下の手順です。
  • 1.)銀行口座を用意する
  • 2.)独自ドメイン、サーバーを用意する
  • 3.)Webサイト(ブログ)を用意して、記事をいくつか書く
  • 4.)ASPに登録して、案件に応募する

ここで注意点は案件にもよりますが、案件獲得には審査がありますので、自身のWebサイトはユーザーがアクセスしやすいようなコンテンツや記事を用意しておく必要があります。
あまりにも煩雑な作りだったり、中身が薄いコンテンツだと、条件が悪い案件しか獲得できない可能性がるので、手順「3.)」でしっかり準備をしましょう。

デジマくんなるほど!しっかり構成と利益があるからこそ、成り立つビジネスなんだね!

デジマちゃんこの基本が分かってくれて安心した!

アフィリエイトの種類

アフィリエイトは「成果報酬型」のイメージが強いかもしれませんが、サービスの発達により、報酬の得方は約4種類あります。

成果報酬型

まず、アフィリエイトで一番多い「成果報酬型」です。
ASPに登録して、アフィリエイターがWebサイトで商品を宣伝することにより、初めて報酬が発生する仕組みです。
有名なASPは「A8.net」、「アクセストレード」が挙げられます。

インプレッション型

インプレッション型は広告がメディアに表示されたことで収益が発生する仕組みです。
すぐに収益化できますが、単価は安くなりがちで、この方法だけでは生活することは厳しいでしょう。
代表的なインプレッション型は「Google AdSense」の「インプレッション収益」です。

固定報酬型

これは広告主がアフィリエイターに固定報酬を支払い、一定期間広告を掲載してもらう手法です。
ASPを介す方法はあまり見受けられず、広告主とアフィリエイター間で取引が行われれる場合が多いです。

クリック型

その名の通り、クリックがトリガーとなって、収益が発生します。
このクリックというのは、メディアに貼られている広告です。
これも「Google AdSense」にある「クリック収益」が有名ですね。

デジマくん4種類もあったのか!Google AdSenseも広義ではアフィリエイトの一種なんだね~

デジマちゃん一番収益が高いのが成果報酬型だからここで結果が出せるように対策を練る必要があるね!

アフィリエイト規制とは?

双方間に利益を生み出すアフィリエイトもやっかいな問題があります。
それが「アフィリエイト規制」です。

どのようなものかというと、アフィリエイターが虚偽の表現を多用することにより、消費者が不利益を被る被害が多発しました。
これに関しては消費者庁もメスを入れ始め、広告主やアフィリエイター、ASPに大規模な調査に乗り出します。
他にも、Googleは2017年12月に「医療や健康分野の情報」に関してより信頼性が高く有益な情報を上位表示させる対策を実施します。
これはアフィリエイターの情報よりも、医療関係者のブログや公式サイトの情報の方を有利に表示させるという意味です。
一部のアフィリエイターが働いた悪行により、規制がどんどん強化されていってしまうので、どのような虚偽や薬事法に触れる案件はしっかり理解する必要があります。
各ASPのガイドラインでも、詳しく記載されていると思いますので、始める前はその部分をまず読まれるとトラブルも回避できるでしょう。

デジマくん虚偽はいけないね!

デジマちゃん初心者でも、経験者でも常に規制やルールは勉強する必要があるね!

アフィリエイトで結果を出すポイント

基本や規制を踏まえた上で、アフィリエイトで結果を出すためにポイントを抑えておきましょう。

独自ドメインを必ず所有する

まず、「アフィリエイトの始め方」でも解説した通り、独自ドメインは必ず取得しておきましょう。
これには訳があり、独自ドメインの方が無料のドメインより信頼性が高いため、Googleなどの検索順位が高くなりやすく、アクセス増加が見込めます。 また、無料ドメインというのは突然サービスが終了して、意図もしないのに、ブログ閉鎖となるリスクもありますので、そのリスク回避もできます。 独自ドメインを取得するには「お名前.com」でも良いですし、ドメイン、サーバーが一気に取得可能な「エックスサーバー」もおすすめです。

ライティングスキルの向上

アフィリエイトで大切なスキルはライティングスキルです。
何も文豪のような魅力的な文章を書く必要はありません。
“5W1H”を意識して、伝わりやすい文章を書けるように日々鍛錬が必要です。
語彙力向上のためにも、新聞を読んでみたり、他のブログ記事を読み漁るのも一つの手です。

集客記事の割合を多くする

アフィリエイトには、
  • 広告リンクが貼られている「収益記事」
  • Webサイトに興味を持ってもらうための「集客記事」

の基本的に2つを作成していく必要があります。
ちなみにこの割合は以下が適切とよく聞きます。
集客記事9:収益記事1
必ずしも割合を守る必要はありませんが、なるべくメディアに興味を持ってもらい、
広告だらけにならないように集客記事の割合を多くする運用を心がけましょう。

継続をし続ける

一番重要なことは継続し続けることです。
成果報酬型では収益化するのに1年はかかると言われております。
これも人によってさまざまですし、副業ベースでプログラムに参加していれば、ずっとリソースを割くことは難しいでしょう。
ですが、継続しなければ収益化するのは難しいので、とにかく継続し続けることだけ考えましょう。
今、結果が出ていなくても、焦る必要もありません。

デジマくん結果を感がる前にまずは継続することが大事だね!

デジマちゃん焦らずゆっくり行こう!

まとめ

アフィリエイトは広告主、アフィリエイター、ASP、ユーザー...
それぞれの登場人物がいるからこそ成り立つビジネスです。
アフィリエイターはユーザーの気持ちや行動心理を常に考えながら、継続をし続ける必要があります。
結果はすぐに出ないかもしれませんが、基本的な事項を抑えながら、コンテンツ作成に励んでいくと、いずれ収益化できるかもしれませんね。