CPEとCPE広告とは?本来の意味とそれぞれの媒体を解説!

概要summary

SNSや広告を打ち出す時、「エンゲージメント」や「エンゲージメント率」という用語が頻出してきます。当然、エンゲージメントはユーザーにどれくらい響いているのかを確認することができる指標でして、とても重要です。 ですが、エンゲージメントに対して、コスト意識を持った広告出稿方法ができることはご存じでしょうか?その方がより確度の高いユーザーを獲得することができるかもしれませんね。 それらを実現するために重要な「CPE」「CPE広告」について解説します。

デジマくんエンゲージメントに対してのコスト?CPE全く意味が分からないな

デジマちゃん広告には莫大な予算が必要だから、CPEとCPE広告を理解するとコストが抑えられるかもしれないよ!しっかり勉強していこう!

CPEとは?

結論、エンゲージメントに発生したのコストなのですが、本来の意味、計算方法を中心に解説をします。

定義は広告やSNSによって異なる

CPEの計算方法は簡単で、 コスト÷エンゲージメント数=CPE となります。 例えば、1本メルマガを作成して配信した時のコストが10,000円だとして、10件の返信が来た場合、CPEは1,000円ですね。

CPEの意味

計算式は簡単なのですが、エンゲージメントの定義は、広告やソーシャルメディア(SNS)によって異なり、その多くはユーザーのアクション、反応を指しております。 エンゲージメントの定義が異なるということは、CPEの結果も異なるということです。 ですので、CPEがFacebookとTwitterで異なっていてもエンゲージメントの定義が異なっている背景があるということを覚えておきましょう。

デジマくんなるほど~。CPEってこうやって計算するんだな~。でもまだ腑に落ちないな。

デジマちゃんどうして?

デジマくんなるほどね!CPE広告とそれぞれの媒体を説明すればイメージ付くかも!次で解説します!

デジマちゃんなるほどね!CPE広告とそれぞれの媒体を説明すればイメージ付くかも!次で解説します!

CPEとCPE広告

CPE広告のユーザー層 「広告をクリックしてもらえても、その後購買につなげられているか」 「アプリをインストールしてもらえても、アクティブユーザーになってくれるか」 など、広告を出稿する際に悩みはたくさん出てくるはずです。 そんな中で広告で得た成果が確実に購買やアクティブユーザー化につなげられる出稿方法として、「CPE広告」があります。 CPE広告も色んな媒体で活用されておりますが、 今回は「Google」「Twitter」「Facebook」で考えてみましょう。

GoogleのCPE広告

Google 広告にはCPE広告があり、入札単価は「エンゲージメント単価」です。 エンゲージメント単価ではユーザーがエンゲージメントする毎に課金が発生します。 エンゲージメント単価はライトボックス広告といい、ユーザーが広告へカーソルを合わせるか、クリックもしくはタップして広告を展開することがエンゲージメントの前提条件です。 その上で、展開された広告内容をユーザーが確認するのに十分な時間が経過すると、エンゲージメントの発生と判断され課金が発生します。

TwitterのCPE広告

Twitter広告では「エンゲージメント数キャンペーン」を設置することが可能で、入札タイプは「自動入札」と「上限入札単価」の2つが設けられています。 また、広告ツイートが表示される場所は 「ホームタイムライン」「検索結果ページ」「プロフィールページ」「クライアント」があり、設定により選択できます。ただし「ホームタイムライン」の選択を解除することはできません。 Twitterのエンゲージメント数キャンペーンにおいてエンゲージメントにあたるユーザーの行動は、リツイート(RT)、リプライ(返信)、いいね(ハートマーク)、投票、ツイート内ハッシュタグのクリックなど、ツイートへのあらゆる反応が含まれます。

FacebookのCPE広告

Facebookのエンゲージメントは、「Facebookページの投稿に対するユーザーの反応の指標」と定義されておりますが、つまり投稿に対して、「いいね」や「コメント」があった場合ですね。 このエンゲージメントに対して、CPE広告を打ち出すことができます。

デジマくんそういうことか~!それぞれキーワードとかで広告を出すイメージが強いんだけど、エンゲージメントに対して広告が打ち出せるんだね!

デジマちゃんそう!反応が良いユーザーの方がファンになってくれる可能性が高いからね!

CPE広告を有効活用してみよう

Google、Twitter、Facebook… これらの3つはまだ世界的にも影響の高い媒体であるため、確度が高いユーザーが埋もれている可能性があるでしょう。 そこでCPE広告を活用することにより、費用を抑えて出稿できます。 エンゲージメントごとに課金されていくからですね。 また、上限を決めて出稿もできるので、広告コストを抑えたいときは有効だと思います。 コスト削減に繋がりますが、エンゲージメント自体はまだ購入意欲を打ち出せていないので、長いスパンを見て広告を打ち出したい場合は有効かもしれません。 CPEとCPE広告を改めて再認識し、それぞれの広告を運用していきましょう。

デジマくん上限も決めて出稿できるんだ!それは広告コスト削減に有効だな!

デジマちゃんただ、直接の購入に結びつくまでは時間を要するので、すぐ成果を求める場合は向いていないかも!そこは理解しておく必要があるね!