インリード広告とは？ユーザーに不快感を与えない動画広告を解説！

コンテンツとコンテンツの間というのがどういうことかというと、記事コンテンツをスクロールした時をイメージすると分かりやすいでしょう。 このブログ記事も同じですが、通常記事コンテンツは1つ1つ章にまとめられているため、上から順番に見るのではないでしょうか？
その章と章の間にインリード広告という動画形式の広告が流れていることが特徴です。



表示された瞬間から動き出すため、ユーザーの目にとまる確率は高く、突然音が出たりフルスクリーンで表示されたりするようなことはないため、閲覧の邪魔をすることがありません。

インバナー広告とインストリーム広告の違い

動画広告には他2種類あり、インリード広告、インストリーム広告がありますが、それぞれの違いをまとめると以下です。 　 　　 　　　 　　　 　　 　　 　　　 　　　 　　 　　 　　　 　　　 　　 　　 　　　 　　　 　　 　

用語名	特徴
インバナー広告	通常のディスプレイの広告枠(GDNなど)に配信される動画形式の広告
インリード広告	コンテンツとコンテンツの間に表示される動画形式の広告
インストリーム広告	メディアをスクロールした際に、当該動画広告が表示される動画形式の広告

表を見てみると、動画形式の広告という共通点があるものの、それぞれ再生方法に違いがあります。 通常のディスプレイ広告に動画が再生されるインバナー広告、コンテンツとコンテンツの間で動画広告が表示されるインリード広告、スクロールした際に動画広告が再生されるインストリーム広告。 それぞれが再生方法に違いがあるとご理解を頂ければ、整理がつきやすくなるのではないでしょうか？

ここでインリード広告のメリット・デメリットを抑えておきましょう。

インリード広告のメリット

まず、インリード広告はスクロール途中に出てくるため、ユーザーとの親和性が高いというのがメリットと言えるでしょう。 トップページにいきなり表示されることもなく、強制的に視聴させることもないため、メインコンテンツの邪魔になることがありません。

インリード広告のデメリット

ユーザーとの親和性が高く、スクロールされて初めて再生されるということは、反対に言うと”目立ちにくい”ということです。 つまり、記事コンテンツがスクロールされなかったら、せっかく苦労して作成した動画広告もユーザーに目にとまることがなく、再生されなくなってしまいます。

ユーザーとの親和性が高くても、スクロールをされなければ、再生されないインリード広告ですが、効果的に運用するには、再生をしてくれたユーザーに対して、いかにして魅力的に見せるかがカギとなってくるでしょう。

伝わるような工夫を

まずは「伝わるような工夫」を意識した動画を作成する必要があります。 ・ナレーションが入る場合は、字幕やテロップをつける ・画面上で重要なキーワードを目立たせる ・フォントを大きくする など基本的なことは漏れることなく、伝わるような動画を意識しましょう。

冒頭から動きをつける

伝わる工夫を抑えたら、冒頭から動きをつけた方が適切かもしれません。 何故このようなことを説明したかというと、始めから動きがなかったら、ただの静止画のようになってしまうからです。 動画の良さを少しでも出すために、「冒頭から動きをつける」ということは意識しましょう。

ターゲットを意識する

どの広告運用にも伝えられる大事なことですが、どのユーザー層に伝えたいか、ターゲットを意識する必要があります。 複数のクリエイティブを同時に採用するなどして、広告を見てもらいたいターゲットにはどんな表現がヒットするのかをテストしてみるとスムーズかもしれませんね。

インリード広告はスクロールした際に、コンテンツとコンテンツの間に表示される動画広告なので、ユーザーに不快感を与えずに、親和性を保つことができます。 反面、スクロールされないとユーザーの目にとまることがないので、目にとまったユーザーに対して、魅力的に見せる必要があります。 この記事で基本を抑えていただきながら、運用を検討されてみてはいかがでしょうか？