PV(ページビュー)とは?調査方法や相場、増やすための施策について徹底解説!

概要summary

PVとは、Webサイトでユーザーがページを閲覧した数を示しています。この記事では、PVの計測方法や指標の違い、PV数を増加させるための施策について解説しています。

デジマくんPVってよく会社の先輩から聞くんだけど、UUやCPAなどと混同してよくわかっていないんだよね…

デジマちゃん今回の記事でPVについて詳しく解説しているから、記事をみて勉強しよう!

PVとは

PVとは、Webサイトでユーザーがページを閲覧した数のことを指しています。Webサイト全体・特定のページがどれくらいのユーザーに閲覧されているのかを知れる指標であり、どのくらいのユーザーが特定のページを閲覧したかをしれます。 PVのカウント数は、Webサイトにアクセスしたユーザーが1ページを閲覧するごとに1PVがカウントされます。仮に5ページ閲覧したとなると5PVとなります。 これはページの更新や「戻る」ボタンを押してページに戻った場合もPVとしてカウントされます。

PV数はGoogleアナリティクスを使って調べる

PV数はGoogleアナリティクスを活用して調べることが多いです。 GoogleアナリティクスでPV数を調べるメリットは、Webサイト全体のPVや特定ページのPVを限定して分析できるという点です。 Googleアナリティクス以外でも、シミラーウェブと呼ばれる解析ツールがありますが、大まかなPV数のみ把握するため、細かい分析ができないためおすすめしません。

PVと混同しやすい指標

PVと混同しやすい指標に以下の3つがあります。 【PVと混同しやすい指標】 ・UU(ユニークユーザー) ・セッション数 ・インプレッション それぞれ似ていますが、意味は全く違うのでここでそれぞれの特徴について理解しておきましょう。

UU(ユニークユーザー)

ユニークユーザーとは、サイトにアクセスしたユーザー数のことを指しており、一定期間の内に1人のユーザーが何度もサイトを訪れたとしてUU数は増えない仕組みとなっています。 PV数はページが表示された回数をカウントするのに対して、サイトに訪問した人数をカウントするのがユーザー数です。 例として、Aさんが朝・昼・夜と3回同じページにアクセスした場合は2PVとなっており、ユーザー数は1となります。 ユーザー数を分析することで、どれくらいの訪問者数が訪れたのかを測定することができます。

セッション数

セッション数は、ユーザーがWebサイトにアクセスした回数にフォーカスしており、ページの閲覧回数にフォーカスしているPV数とは異なっています。 例として、AさんがWebサイト内で3ページ閲覧した場合はPVが3、セッション数は1となります。ただ、Aさんが同一ページで30分以上、タップやクリックなどの操作をしない場合や閲覧中に日付が変わった場合は、カウントが変わります。

インプレッションの違い

PVと似た言葉にインプレッションがありますが、2つの言葉は以下のように異なってきます。
用語 特徴
PV Webサイトでユーザーがページをどれくらい閲覧したかを指す言葉
インプレッション Webサイトに表示されている広告がクリックされた回数

デジマくんPVはWebサイトの閲覧数、インプレッションは広告のクリック回数について示した言葉なんだね!

デジマちゃんPVはWebサイト全体について、インプレッションは広告について示した言葉だと思っておけば大丈夫だよ!

PVはサイトのジャンルによって目標が変わる

自社サイトがどのようなジャンル、方向性なのかでPVの目安は変動してきます。ジャンル別の月間PV数の目安は以下の通りです。
ブログ 10万PV
コーポレートサイト 3,000PV
ECサイト 1万PV
PVを分析する場合は、前年比や前月比などの期間で比較を行い、PVの増減比較を行いましょう。

デジマくんPVが減る原因は毎月必ず分析したほうがいいんだね!

デジマちゃんPV数を毎月分析することによって、コンテンツにテコ入れをしたり、サイトの表示速度を改善するなどの施策が見えてくるよ!

PVを増やす施策一覧

PV数を増加させるための施策は以下の通りです。 【PV数を増加させるための施策一覧】 ・SEO対策を行い検索順位を上げる ・SNSなどの様々な媒体を利用してサイト流入を狙う ・自社サイトの改善を行う

SEO対策を行い検索順位を上げる

自然検索からの流入を測ってPVを増加させるには、SEO施策を欠かすことはできません。 SEOとは「検索エンジン最適化」を意味しており、この対策を行うことで、ユーザーがサイトに訪れやすくなります。 SEO施策の具体例として、記事タイトルの見出しに関連キーワードやメインキーワードを散りばめことや本文の読みやすくしたり、ユーザーの利便性を高めるために本文を短くすることや表示時間の短時間化などの施策が挙げられます。

SNSなどの様々な媒体を利用してサイト流入を狙う

SNSなどの様々な媒体を使って、自社Webサイトへの流入数を増やすというのも一つの方法です。ただし、自社サイトの特徴とマッチしている媒体を選ばなければ、ユーザー離脱の原因となるので、マッチしたプラットフォームを選び、認知・拡散を行いましょう。 例として、Twitterは年齢層に幅広く拡散効果があり、Facebookはビジネス関連で利用しているユーザーが多いです。Instagramは若年層が交流の場として利用しているという側面があります。 それぞれの媒体で特性が全く異なるため、特徴に応じた拡散方法を自社内で検討しましょう。

自社サイトの改善を行う

PV数を増やすためにはSEO対策や拡散も重要ですが、自社サイト内の改善も行うことが大切です。特に回遊性と呼ばれるユーザーがどのくらいの時間滞在してコンテンツを閲覧してくれたかを見るのは非常に大切です。 回遊性を改善するためにも、トップページの充実や関連ある記事同士に リンクを貼り付けるなどして、回遊性を向上させてPV増加を狙っていきましょう!

デジマくん上記の改善策は一回やるだけじゃ

デジマちゃんPV数を毎月分析することによって、コンテンツにテコ入れをしたり、サイトの表示速度を改善するなどの施策が見えてくるよ!

まとめ

PV数とは、ユーザーの訪問回数に関係なく、サイト内ページがどれだけ閲覧されたかの回数を集計している数字を示しています。PV数を改善するためには、自社サイトの回遊性の改善やSEO対策、SNSなどの様々な媒体を通じた拡散など様々な方法があります。 この記事を参考にして、ぜひ自社サイトのPV数増加を狙っていきましょう!